1月5日、東京・駒沢陸上競技場で全国高校サッカー選手権2020の準々決勝、堀越(東京A)対青森山田(青森)が行なわれた。前半に4得点の猛攻を見せた青森山田が、余裕の試合運びで3年連続のベスト4進出を決めている。

上写真=ロングスローから多くのチャンスを作った青森山田。先制点のタビナス・ポール・ビスマルクがゴールに迫る(写真◎福地和男)

■2021年1月5日 全国高校サッカー選手権準々決勝(@東京・駒沢)
堀越 0-4 青森山田
 得点者=(堀)なし
     (青)タビナス・ポール・ビスマルク、秋元琉星、名須川真光2

前半に怒とうの4得点

 立ち上がりから激しくプレッシャーをかけ、CKやFK、ロングスローでチャンスを作った青森山田が、14分のDFタビナス・ポール・ビスマルクの先制点に始まり、32分までに4得点を奪う怒とうの攻撃。黒田剛監督が「前半に大きな貯金ができた」と振り返った40分間で勝利に大きく近づいた。後半はDF藤原優大のPKをGK平野裕太がストップするなど、堀越も意地を見せたが、得点を奪うには至らず。後半は無得点に終わった青森山田だが、余裕の試合運びで3年連続のベスト4進出を決めた。