1月2日、神奈川・ニッパツ三ッ沢球技場で全国高校サッカー選手権2020の2回戦、矢板中央(栃木)対徳島市立(徳島)が行なわれた。互いに譲らぬ激しい攻防となった一戦は、80分では決着がつかず、PK戦へ。全員が決めた矢板中央が3回戦に進出した。

上写真=先制ゴールを決めた矢板中央の小出勇翔が絶叫!(写真◎金子悟)

■2020年1月2日 全国高校サッカー選手権2回戦(@神奈川・三ツ沢球技場)
矢板中央 1-1(6PK5) 徳島市立
得点者:(矢)小出勇翔
    (徳)中田舜貴

激しい攻防の連続

 ロングボールやクロスへの対応、セカンドボールへの寄せ、そして球際での激しい攻防。両チームともにこの試合が大会初戦だったが、集中力が高く、戦う姿勢を打ち出して序盤からプレーした。
最初にネットを揺らしたのは矢板中央だ。前半35分、升田大誠のCKを小出勇翔が頭で決めた。そのまま押し切るかと思われたが、後半64分に徳島市立がスキをついてゴールを奪う。左サイドを攻略し、石井嵩也のクロスを中田舜貴が決めた。結局、80分では決着つかずPK戦へ突入。6人全員が成功した矢板中央が3回戦に進んだ。