1月2日、東京・駒沢陸上競技場で全国高校サッカー選手権2020の2回戦、広島皆実(広島)対青森山田(青森)が行なわれた。前半は広島皆実が粘りの守りを見せたものの、終始押し気味に進めた青森山田が後半に2得点を奪い、初戦を突破している。

上写真=前半は無得点に終わった青森山田だが、後半に松木(10番)のゴールなどで2得点(写真◎福地和男)

■2021年1月2日 全国高校サッカー選手権2回戦(@東京・駒沢)
広島皆実 0-2 青森山田
 得点者:(広)なし
     (青)松木玖生、安斎颯馬

後半に均衡を破る

 開始直後から青森山田がMF松木玖生のセットプレー、DF内田陽介のロングスローなどでゴールに迫るも、広島皆実も粘り強く守り、前半は0-0で終えた。それでも青森山田は後半立ち上がりの45分、右サイドを崩し、最後は松木が蹴り込んで均衡を破ると、50分にはMF安斎颯馬がドリブルで2人をかわして2点目。広島皆実はFW閑田隼人にボールを集めて反撃を試みるが、青森山田も冷静に対応、完封勝利で順当に初戦を突破した。