DAZNと10のスポーツメディアで構成される「DAZN欧州組応援部」の企画として、9月・10月度『月間ベストプレーヤーズ』が各メディアの投票により、決定した。この企画はDAZNで配信する欧州リーグ戦を対象に、対象期間内の日本人選手のパフォーマンスを10のメディアが独自の基準で評価。投票により、上位3選手を「月間ベストプレーヤーズ」として表彰する。

上写真=毎月、日本人選手(欧州組)のパフォーマンスを評価する企画がスタート! 9月・10月の1位は吉田麻也(写真◎DAZN)

2位は酒井宏樹、3位は鈴木武蔵に決定!

 今月から毎月、サッカーマガジンWEBも参加する『DAZN欧州組応援部』による月間表彰を紹介していく。今回、1位となったのはサンプドリア所属の吉田麻也。日本代表でも圧倒的な存在感を示すキャプテンは、所属クラブでも安定感のあるプレーを披露した。2位は、マルセイユの酒井宏樹。右サイドバックとして欠くことのできない存在で、世界的な名手との丁々発止のバトルは、日本のファン、マルセイユサポーターのみならず、見る者すべてを熱くした。

 3位に輝いたのは、ベールスホットのFW鈴木武蔵だ。加入当初は「最初はなかなか認めてもらえませんでしたが、ゴールを重ねるごとにチームメイトも監督も信頼してくれるようになりました」と話すように、今回の表彰の対象期間に、ゴールという結果で自らの道を切り開いてみせた。

■9月・10月度対象期間は9月12日(土)~10月27日(火)
■対象となるリーグ(DAZN配信)は、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、リーグ・アン、ベルギーリーグとなる。
■参加メディア(10メディア)。DAZN NEWS/Football ZONE WEB/サッカーキング/サッカーマガジンWEB/footballista/Qoly/超WORLDサッカー/Goal/MILKサッカーアカデミー/サッカーダイジェストWeb(※順不同)

第1位 吉田麻也(サンプドリア)

吉田麻也:5試合に出場(Getty Images)

 開幕3節のフィオレンティーナ戦から先発をつかみ、そこからチームの4連勝に貢献。弊サイト的には、特に印象深いのは10月17日のラツィオ戦。本人も「特に意識してプレーする」と話す代表から戻った直後の試合で高い集中力を示し、圧巻のパフォーマンスを披露。チームの勝利に貢献し、以降もレギュラーの座を守り続けることになった。

第2位 酒井宏樹(マルセイユ)

酒井宏樹:8試合に出場(Getty Images)

 対象期間中の試合では3節のパリ・サンジェルマンとの試合が印象的だ。ブラジル代表ネイマールとマッチアップしたが、堂々と渡り合い、仕事をさせなかった。1-0の勝利は酒井なくして成し遂げられなかっただろう。プレーそのものもさることながら、ピッチを離れたあとの相手を気遣う紳士的な振る舞いもフランス国内で称賛された。

第3位 鈴木武蔵(ベールスホット)

鈴木武蔵:5試合に出場、4得点(写真◎Getty Images)

 日進月歩で成長を続けるストライカーだ。今夏の加入ながら、対象期間では6試合に出場し、6ゴールをスコア。チームで存在感を高め、すでに『居場所』を確保した感もある。抜け出しの鋭さとシュートの積極性はベルギーでも十分に通用することを示した。期間中にあった日本代表の活動中には「自分は自分。自分の特長で勝負したい」と強い自負を示し、大迫勇也を脅かす存在になることを誓った。

サカマガWEB的、次回の推し! 森岡亮太(シャルルロワ)

森岡亮太は文字通りチームの中心の一人として活躍中(写真◎Getty Images)

 今回は選から漏れたものの、サカマガWEBが次回の『表彰候補』として注目している選手を紹介したい。シャルルロワのMF森岡良太だ。開幕戦でゴールを挙げて以降、得点こそないものの、定位置をつかみ、チームの攻撃をけん引。ベルギーリーグでチームが2位と好調なのも、森岡が気の利いたプレーを見せているからだ。ELのプレーオフ、レフ・ポズナン戦で敗れて以降、10月は連敗も喫したが、その存在感は変わらず。今後のプレーに期待したい!!

9月・10月の1位は吉田麻也に決まった。さて次回は…

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