【Jリーグ】村井チェアマンは帰国後の田嶋会長と濃厚接触なし

上写真＝Jリーグの村井満チェアマン（写真◎Getty Images)

JFAの理事会にはWEBで参加

　Jリーグは2020年度3回目となる理事会を開催。3名の理事を内定した。3名はいずれも非常勤で須原清貴氏（日本サッカー協会専務理事）、反町康治氏（日本サッカー協会・技術委員会委員長＝予定者）、黛俊行氏（日本サッカー協会・審判委員会委員長）で、4月14日に開催する社員総会において、正式決定の運びとなる。

　反町氏はJFAの技術委員長就任に伴い、Jリーグ特任理事から役職を変更。なお、前述の3名の日本サッカー協会における職務は、3月29日に開催される評議会／理事会で正式に就任することになっている。

　また、この日、理事会後に開催される予定となっていた記者会見は、会場のJFAハウスで新型コロナウイルスの感染者が出たとの理由から急きょ、中止となった。その後に日本サッカー協会の田嶋幸三会長の感染が判明。同日夜に行なわれたオンライン会見の中で、村井満Jリーグチェアマンが「午後2時から理事会があり、その途中に（田嶋会長が）感染されたという連絡をスタッフを通して受けた」と経緯を説明した。

　田嶋会長の感染に関する詳細については「皆さんと同じように（田嶋会長の声明の）内容を確認している次第」と語り、14日に開催された日本サッカー協会の理事会には「WEBで参加した」という。「JFA、Jリーグ両団体とも在宅勤務となっており、田嶋さんが帰国された8日以降、（私は）お会いしていない。すべては確認していないが、原さん（博実Jリーグ副理事）も職員らも濃厚接触はないと思う」とも話し、現時点で影響はないと語った。