写真◎J.LEAGUE
日テレ・東京ヴェルディベレーザの2020年シーズンのキャプテンが、清水梨紗に決まった。なでしこジャパンでも不動の右サイドバックとして活躍中。なお副キャプテンは中里優、山下杏也加、土光真代の3人が務める。
上写真=2020年シーズンのキャプテンを務める清水梨紗(写真◎J.LEAGUE)
責任を持って頑張りたい
昨シーズンまで2シーズンに渡って日テレ・東京ヴェルディベレーザのキャプテンを務めてきた田中美南がINAC神戸レオッサに移籍し、2020年シーズンのキャプテンが誰になるのか、注目が集まっていた。
リーグ5連覇中のチームの新キャプテンに任命されたのは、清水梨紗。なでしこジャパン(日本女子代表)でも不動の右サイドバックであり、今夏の東京五輪でも活躍が期待されているプレーヤーだ。
「今シーズン、キャプテンをさせていただくことになりました。歴史ある素晴らしいチームのキャプテンとして責任を持って頑張りたいと思います。今まで色々な方に沢山支えてもらってきたので、これからは少しでも自分がチームを支えられるように成長していきたいです。まだまだ未熟者ですが、自分らしく頑張っていきますので暖かく見守ってもらえると嬉しいです。これからもベレーザへの応援よろしくお願いします」
公式HPに寄せたコメントには、清水新キャプテンの強い決意が宿る。
2021年シーズンから女子リーグはプロ化されることになっており、現行の形でリーグ戦が行なわれるのは2020年シーズンが最後となる。羽生英之社長や永田雅人監督は新体制発表で「歴史に残るラストチャンピオン」となることを目標として掲げた。清水新キャプテンがけん引するベレーザは前人未到の6連覇を達成し、有終の美を飾ることができるか。
なお、2020年からは副キャプテンが3人となり、MF中里優、GK山下杏也加、DF土光真代が務めることになった。