大学サークルおよび社会人チームが参加する伝統のオープン大会『第37回サッカーマガジンカップ・オープン大会2019』(主催:ベースボール・マガジン社『サッカーマガジン』)が、9月6日から長野県上田市の菅平高原で開催されている。大会3日目の8日は、予選リーグの順位別に分かれたトーナメントがスタート。両トーナメントでベスト8が出そろっている。

上写真=PK戦を制して2回戦を突破した昨年優勝の立教サッカー愛好会A(写真◎川口洋邦)

立教愛好会Aが連覇に前進

 1982年のプレ大会からスタートした歴史を持ち、特に大学サークルの間では『マガ杯』『マガジン杯』と称されるビッグタイトル、サッカーマガジンカップ。7日までの予選リーグを経て、1位~32位(決勝)と33~64位(下位)の2つに分かれたトーナメントは、午前中に1回戦、午後に2回戦を消化した。

 昨年この大会を制し、今年は春の新関東カップを制している立教サッカー愛好会は、1回戦で宇宙開発機構を下した後、2回戦ではHUMAN.F.C Aと対戦。後半に先制したものの、終盤に追い付かれて1-1からPK戦にもつれ込んだが、何とか振り切って連覇に前進した。明日の準々決勝では三ツ葉キッカーズBと対戦。両者は昨年の決勝で対戦しており、三ツ葉Bにとっては雪辱戦となる。

 また、史上最多6回の優勝を誇る中央大学サッカー同好会は、1回戦でHUMAN.F.C B、2回戦でKNIGHTSを下して勝ち上がった。中央大学体同連フースバルクラブは、1回戦でBチームが稲穂キッカーズA、Dチームが稲穂キッカーズBを、それぞれPK戦の末に下して勝ち上がり、2回戦で同チーム同士の対戦が実現。ここはDチームが勝利し、準々決勝も中央大学体同連フースバルクラブのAチームとの対戦となる。

 両トーナメントの準々決勝のカードは以下の通り。9日は午前中に準々決勝、午後に準決勝を行ない、10日のファイナルに進むチームが決まる予定となっている。

[決勝トーナメント準々決勝]
●立教サッカー愛好会A vs 三ツ葉キッカーズB
●中央大学サッカー同好会 vs 早稲田大学FC.GUSTA A
●中央大学体同連フースバルクラブD VS 中央大学体同連フースバルクラブA
●三ツ葉キッカーズA vs 稲穂キッカーズC

[下位トーナメント準々決勝]
●早稲田大学理工サッカー部B vs 明治大学体同連サッカー部B
●慶應キッカーズA vs 明治大学体同連サッカー部A
●中央大学体同連フースバルクラブC vs 明治大学体同連サッカー部E
●中央大学サッカー同好会プリンス vs 慶應キッカーズ

決勝トーナメント 2回戦までの結果 1

決勝トーナメント 2回戦までの結果 2

下位トーナメント 2回戦までの結果 1

下位トーナメント 2回戦までの結果 2

大会3日目終了時点の得点ランキング

写真◎川口洋邦、BBM

〈歴代優勝チーム〉
1982年 プレ大会 FC・BULL
1983年 第1回  The Great Kabuki
1984年 第2回  サザンクロス
1985年 第3回  中大同好会A
1986年 第4回  中大同好会A
1987年 第5回  望岳クラブ3
1988年 第6回  望岳クラブ
1989年 第7回  中大同好会
1990年 第8回  望岳クラブ
1991年 第9回  SSCスーパーゴマちゃんズ
1992年 第10回  明大和泉
1993年 第11回  中大同好会
1994年 第12回  望岳クラブ
1995年 第13回  早大理工A
1996年 第14回  望岳クラブ
1997年 第15回  望岳クラブ
1998年 第16回  中大同好会
1999年 第17回  ヘインズ
2000年 第18回  FC VENGA
2001年 第19回  FC VENGA
2002年 第20回  FC VENGA
2003年 第21回  FC VENGA
2004年 第22回  早大稲穂キッカーズ
2005年 第23回  中大同好会
2006年 第24回  BOTSのくまさん
2007年 第25回  Criacao
2008年 第26回  柏ラッセル
2009年 第27回  早大稲穂キッカーズA
2010年 第28回  明大体同連サッカー部A
2011年 第29回  立教サッカー愛好会B
2012年 第30回  明大体同連サッカー部A
2013年 第31回  中大体同連フースバルクラブA
2014年 第32回  (※中止)
2015年 第33回  青学大理工A
2016年 第34回  中大体同連フースバルクラブA
2017年 第35回  稲穂キッカーズA
2018年 第36回  立教大学サッカー愛好会A
2019年 第37回  ???

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