上写真=アブダビで初練習を行なった日本代表
写真◎JFA

 日本代表が決戦の地、UAEに入り、初戦のトルクメニスタン戦(9日)、2戦目のオマーン戦(13日)が開催されるアブダビで練習を行なった。

大会の開幕戦にはザックが登場

 1月3日、日本代表がUAEに入り、初練習を行なった。到着間もないこともあり、この日の内容はランニングなど軽いメニューが中心。4日に吉田麻也、武藤嘉紀のプレミアリーグ組とポルトガルでプレーする中島翔哉が合流する予定で、選手がそろう4日から初戦のトルクメニスタン戦(日本時間20時、現地15時開始)に向け、戦術練習や実戦形式の練習を行なうことになる。

 なお、アジアカップは5日にA組のUAE対バーレーンで開幕するが、開催国のUAE代表を率いるのは2011年に日本の監督としてアジアカップを制した、あのアルベルト・ザッケローニ氏だ。

 日本が所属するF組を1位で突破した場合、A組で1位突破が濃厚とされるUAEと対戦するのは、決勝戦ということになる(トーナメントの別の山になるため)。むろん、どちらかが1位突破できない場合は同じ山となる可能性があり、早い段階で対決するかもしれないが…。

 ファイナルに進む過程で、毎度、予期せぬ事態が起こるのが、このアジアカップという大会だ。日本の過去4度の優勝も、いくつもの困難を乗り越えて成し遂げられている。日本を知り、アジアカップ優勝の味を知るザッケローニ監督との対戦は、日本にとって当然ながら困難になり得る。ただその一方で、大会で成長を目指すには、対戦相手としては申し分ない存在とも言えるかもしれない。

 待ち受けているのは最高のエンディングか、哀しみの幕切れかーー。5度目のアジア制覇を狙う日本の初戦まで、あと6日。

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