上写真=PKで2得点を挙げた名古屋のジョー。0-2の劣勢をはね返して引き分けると、川崎から吉報が舞い込んだ
写真◎Getty Images

 J1最終節が12月1日に行なわれ、全会場が14時キックオフで最後の戦いに臨んだ。参入プレーオフに回る16位の回避を目指す残留争いは、対象の5チームが各カードで熱戦を展開。最後の最後まで分からなかったが、終了間際の失点で逆転負けを喫した磐田が16位に沈んだ。

■2018年12月1日 J1リーグ最終節
 川崎F 2-1 磐田
 得点者:(川)奈良竜樹、OG (磐)大久保嘉人

 名古屋 2-2 湘南
 得点者:(名)ジョー2 (湘)菊地俊介、梅崎司

 鹿島 0-0 鳥栖

 横浜FM 1-2 C大阪
 得点者:(横)天野純 (C)山村和也、清武弘嗣

磐田は大久保が先制も…

【動画】名古屋が湘南に追い付きJ1残留決定! ジョーが起死回生のPK2発!

 前節終了時点で16位の名古屋から、15位の鳥栖、14位の湘南、13位の磐田、12位の横浜FMまでに16位の可能性があった残留争い(ただし、横浜FMは得失点差の関係で、ほぼ残留を決めている状態)。最初に大きく動いたのは直接対決となった名古屋-湘南で、湘南が前半のうちに2-0として優位に立った。他会場は前半を0-0で終えたが、後半になると各試合が急展開を見せる。

 名古屋-湘南は、67分にジョーがPKを決めて1点差とすると、75分にもジョーがPKを決めて同点に。それでも、この時点で磐田と鳥栖は0-0で、引き分けなら名古屋が16位となる状況だった。さらに78分、川崎Fとアウェーで対戦している磐田が、今季途中まで川崎Fでプレーした大久保嘉人のゴールで先制、自動残留に大きく近づいたかと思われた。

 磐田は83分に失点して追い付かれたものの、名古屋も湘南を逆転するには至らず。そのままの状態なら名古屋が16位という状況で後半アディショナルタイムを迎えた。ところが磐田は、4分のアディショナルタイムも終わろうとしていた試合終了間際に右サイドを崩され、センタリングをクリアしようとしたDF大井健太郎のオウンゴールで逆転されてしまう。再開のキックオフ直後に試合終了となる、まさにラストプレーでの『悲劇』となった。

 名古屋は結果的に、劣勢をはね返しての引き分けが残留に結びつき、鳥栖はアジア王者・鹿島とのアウェーゲームを0-0で乗り切って、自力で残留を決めた。12位・横浜FM、13位・湘南、14位・鳥栖、15位・名古屋、16位・磐田が、すべて勝ち点41で並ぶという空前の大混戦は、得失点差で決着。磐田は12月8日の参入プレーオフ決定戦で、明日2日の2回戦・横浜FC-東京Vの勝者とJ1残留を懸けて対戦する。