8月30日、決戦の地・埼玉スタジアムで最終調整を終えた日本代表。最終予選で台頭したFW久保裕也(ヘント)がオーストラリア戦へ向けた決意を語った。

勝ちに行く方向性でいい

今シーズンは所属するクラブ、ヘント(ベルギー)が開幕から振るわず、5試合を消化して未勝利と苦しんでおり、自身もゴール無し。国内リーグ5節では先発落ちも経験したが、「チャンスはあるし、あとは決めるだけ」と調子そのものは悪くないと話す。

最終予選で一気に台頭し、今年3月のUAE戦、タイ戦では2試合で2得点3アシストと大暴れ。それまでの右サイドではなく、左サイドで先発した6月のイラク戦は持ち味を発揮できなかったが、日本にとって最重要と言える明日のオーストラリア戦での『貢献』を誓った。

「(チームは)良い準備ができていると思うので、あとはしっかりチームでやるだけかなと。(サウジアラビアがUAEに敗れた)その結果は気にせず、明日の試合に勝ちに行くという方向性でいいと思います。

(W杯が決まった試合で覚えているのは?)本田(圭佑)さんがPKを決めた試合とかテレビで見ていました。もちろん、そういう大舞台で決めるということはすごいことだと思いますけど、その前にチームが勝つことが第一だと思います。

期待されているのはすごい分かりますけど、プレッシャーは感じないですね。いつも通りプレーできたらいいかなと。もちろん、そういう舞台でピッチに立ちたいですが」

日本を勝利に導く活躍ができるか。久保の再爆発に期待がかかる。